ビジネス

年収1億稼いでもほとんど意味はありません。

価値ある

ビジネスを行う者にとって、「年収1億」は成功の一つの目安になる。年商ではなく年収1億です。この領域は目標であり夢でもあり憧れでもあると思う。

僕はネットビジネスを行ってもう15年以上経つけど未だに年収1億を達成したことはありません。普段、偉そうな記事を沢山書いているけど、年間に1億すら稼げないんです(笑)

世の中には20代で1億を稼ぐ奴が沢山います。
YouTubeでバカ騒ぎして1億です。
正直言ってムカつきます(笑)

だけど、これは負け惜しみでも何でもなく僕はこれまで一度も「年収1億」は目指して来なかった。

その結果、いまがあります。

どういうことかというと、ネットビジネスを行う者には二通りの人がいると思っています。ひとつは爆発的に稼ぎたいと思う者、もう一つは安定的に稼ぎたいと思う者、僕がネットビジネスを行っている時は後者でした。

これは以前にも同じことを書きましたが、
「月収200万円がいちばん幸せ論」という僕の中での持論があります。

月収100万円じゃ足りません。っていうか、このぐらいが一番お金に困ってる層です。自分は高収入だという、見栄とプライドだけがあって、生活レベルが上がってしまうのがこの層です。

だけど、実際は月収100万円程度で、生活レベルを上げてしまうと出ていくお金の方が大きくなります。でも、月収200万円もあれば、生活レベルが多少上がっても十分に賄える。

欲しいものも買えるし、やりたいことも、ほとんど出来るレベル。
そして、いつでも買える、いつでもできる、そう思うようになれば、そこに価値を感じなくなるので結果として、お金をほとんど使わなくなる。

またこのレベルになると、急に心に余裕が出てきて見栄とかプライドとか、そういったものがクダラナいと感じてくる。

じゃあ、これより上はどうかというと、もう、ほとんど変わりありません。月収200万円だろうと月収500万円だろうと、できること、買えるものの違いと言えば、多少スペックが良くなる程度でしかないのです。

ビジネスクラスがファーストクラスになったり、国産車が外車に変わったり、そういった違いのみ。

だけど、月収200万円を超えたあたりから、急に近づいてくる人達の人相が悪くなる(笑)
これがハッキリ言ってめんどくさい。

だから僕は月収200万円あたりが一番シアワセであり、これを如何に継続させるか…そこだけを考えてネットビジネスを行ってきた。

継続収入か?爆発的な収入か?

このようにネットビジネスというのは、「継続的」か「爆発的」かに分かれるわけだが、爆発的に稼いだ人のほとんどは一年以内に消えている。

なぜだろう。
これは宝くじに当たった人と同じ原理。宝クジの高額当選者の約8割が数年以内に自己破産しているという現実。

多くの人は3億円もあれば、一生遊んで暮らせると思っているがそれは大きな間違いです。欲しいものを買って、やりたいことをやって、欲望のままに行動していたら、3億なんてお金はあっという間に無くなる。

基本的に、大きなお金を持てば持つほど、誘惑も大きくなるので欲望を抑える「自制心」が強くなければいけない。

だけど、宝くじに当たっちゃう人や、ネットビジネスで一発大きく稼いだ人に、自制心などカケラもない。とびっきり可愛い女性に誘惑されても泣きながら撤退するほどの自制心が必要となる(笑)

大きなお金を持つとは、こういうこと。

だけど、来月も来年も決まった額のお金が入ってくるとしたら…そこまで強い自制心は必要ない。決まった範囲内で好きなように暮らせばいい。

「使ってもまた入ってくる」という安心感、これに勝る心のゆとりはないでしょう。

「継続的」か「爆発的」か?
あなたは、どっちを目指しますか?

どっちが正しいという答えはありません。その人の価値観によります。ちなみに僕は10年のネットビジネスの結果、そんなに大きな額ではないけど継続収入という安定を得た。

そして、いま思うのは、残りの人生はちょっと冒険してみよう!ってこと。だからトレードという、超不安定な場所で活動している。だけど、それが出来るのも、土台に超安定した収入源があるからかも知れない。

不易流行…本質を忘れず進化させていく

では、そうした収入源を作るにはどうしたらいいのか?方法論は下記の記事を読んでください。

ベーシックインカム
ベーシックインカムにもっとも近い収入源を作る方法。ベーシックインカムにもっとも近い収入源はアフィリエイトです。中でもGoogle社のアドセンスはやり方によってはベーシックインカムに近くなります。...

ここでは方法論の前に、もっと大事なことを書いておきます。

日本人の欠点の一つに、「常に最新のモノを求める」という質があります。車は新車がいい、家は新築じゃなきゃ嫌だ、家電は最新モデルが当たり前…このように常に新しいモノを求めます。

iphone発売日には常に行列ができます。これは新しいものを誰よりも早く手に入れたいという表れでもあります。しかし、この考え方が、あなたの成功を妨げているかも知れません。

なぜなら、お金稼ぎの場面においては、必ずしも「最新」が良いとは限らないから。むしろ、最新はリスクになることの方が多い。

新しいことというのは、それだけ実績がないわけですから、何が起きるか分からないものです。だけど、日本人は平気でそこへ飛び込む。

「日本初上陸のビジネス」とか、
「まだ誰もやってない最新ホニャララ」とか…

新しいモノへ早く飛びつけば儲かる、そんな幻想を抱いている人が多いのです。確かに仮想通貨のように、そういった局面もあるのは確かです。

だけど、それにしたって、土台にあるのは「相場」という古臭い仕組みです。ここが重要なんです!土台にある、仕組みそのものは、何年も何十年も年百年も変わっていません。

まずはここを学ばなきゃいけない。だから僕は仮想通貨が盛り上がった時に何回も言ってきた。仮想通貨を行うのは全然OK!だけど、その前にトレードを学んでくださいと。

トレードという土台、仕組みの部分ですね、これを知らずに仮想通貨をやっても無駄なんです。それは基礎のない家を建てるようなもの。基礎がないのに上物だけ立派にしてるんです。

デザインはこんな感じがイイとか、オシャレな家具を置いたりとか、バカでしょ!?笑

だけど、仮想通貨の時、みんなこれをやっていたんですよ…
僕の大好きな言葉に、「不易流行」という言葉があります。これは、いつまでも変化しない本質を忘れず、そんな中で、時代に合わせて進化させていく、という意味です。

いまの日本人は流行ばかり追いかけ、本質的な部分を忘れてしまっているように見える。それはお金稼ぎの場でも同じです。上っ面だけ新しいものにして、肝心な土台の部分、仕組みを無視している。

いつまでも変わらない本質的な部分。ここが、最も重要なわけです。アップルにしてもAmazonにしても常に新しい何かを世に出していますが、土台、根っこの部分、つまり仕組みは変わりません。

だけど、この基礎の部分というのは、土台ですから外側からは見えない場合が多い。だから、多くの人は成功者の上っ面だけを真似してしまうけど、それじゃ上手くいかない。肝心なのはそこじゃないから…土台、基礎、仕組みがあって、はじめて上っ面です。

古いものほど価値が出る。

そもそも新しいモノに価値を感じるというのが間違いかも知れません。これは田舎者の考え方で、日本は世界的にみると、まだまだ田舎者です。

だから、新しいものに価値を感じ、常に新しいものを手にしたがる。だけど、海外、特にヨーロッパなどでは古いモノに価値を付けるでしょ。

例えば家なんて古ければ古いほど価値が出ます。車も時計も古いものほど価値がある。それは、それだけ使われてきた、多くの人々に支持されてきたという証だから。

何年か前の話ですが僕の住む札幌で大きな地震があって丸2日間、停電になったんです。その教訓からストーブを買ったんです。知っている人は知っているアラジンのストーブ。

今どき、ライターで火をつけるストーブです(笑)だけど、このアラジンの凄いところは、
30年モデルが変わってないんです。

それだけ、多くの人々に支持されてきたということ。そして一見、古臭いストーブなのですが、物凄い技術が詰まったストーブでもあるんです。だから、そこらへんのストーブよりも
全然、価値があり値段も高いんです。

大事なのは根っこの部分、土台、基礎、仕組みです。これは不変なものです。何年も何十年も変わりません。

月収200万円を稼ごうという話をすると、多くの人は新しい何か?を想像すると思う。だけど根っこの部分、基礎は変わりません。ネットで稼ぎたいのであれば、まずは基礎。

いや…これはネットの世界だけではないと思います。リアルの世界でも同じで例えば挨拶も出来ない人は絶対にビジネスが上手くいくわけがない。それは稼ぐ以前の問題だから。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!