“悪魔の契約”
それは人間が悪魔に魂を売れば、自分の願いが何でも叶うというキリスト教の言い伝えです。欲しいものは何でも一瞬で手に入る。でも魂を引きかえにしなければいけない。さあ、あなたはどうする?
そんな悪魔の契約が現代にも生きていました。そして、多くの人は気付かないうちに、その契約書にサインをしています。
現代版“悪魔の契約”の正体
それは…
「各種ローン」です。
住宅ローン
自動車ローン
キャッシングローン
リボ払い
欲しいものが一瞬で手に入りますよね。現代版ではさすがに魂を売る必要はないが、あなたの大切なお金がどんどん失われていきます。「金利」という仕組みによって。
大富豪と呼ばれる人達や真の投資家と言われる人たちは絶対に、この“悪魔の契約書”にサインはしません。なぜなら彼らは知っているからです。「金利」というものが、どれほどの破壊力を持っているかを。
金利1%とか最近では金利0.5%と聞くと「あっ。安いな!」と思う人も多いかと思います。しかし金利というのは基本的に、今年の金利で増えた分にも金利が付くという仕組みです。これを複利と言います。
例えば金利1%で100万円借りたとします。今年中に100万円を返せば金利は1万になります。ここまでは単純な話です。
しかし2年目からは違います。借りた100万円に1年目の金利1万円が乗り101万円になり
その101万円の1%になります。
3年目も4年目も考え方は同じ。わずか1%の金利でも長期になればなるほど借金が雪だるま式に増えていく。
このように現代版“悪魔の契約”は表向きは安い金利で安心させお得感を出しておき獲物を大量に獲得する。しかし本質は魂を売る悪魔の契約と同等か、ある意味、それ以上に恐ろしい仕組みになっています。
なぜなら、顧客は気付かないうちに、どんどんお金を搾取され最後の1円まで奪われる。
この契約の恐ろしいところは、仮に破産させられてもまだ、この契約のせいだと気付かないところです。
多くの人は「俺の人生なんでお金がないんだろ」と最後の最後まで気付かないうちに死んでいきます。まさに、魂を奪われるのと同じような感じです。
だから古代ギリシャの哲学者アリストテレスはこう言った。
「金利はとてつもない破壊力を持つ」と。
あまりの破壊力にキリスト教では金利を禁止していたほどです。しかし現代になって金利は復活した、金融業を担ったユダヤ人によって。だからユダヤ人には大富豪が多いのです。
資本主義社会では二通りの人間しかいません。金利を貰う側の人間と金利を払う側の人間。
貰う側がお金持ちになり払う側が貧乏になる。という単純な構図。
残念ながら多くの人は「金利を払う側の人間」
住宅ローン、マイカーローン、クレジットの分割払い、リボ払い、教育ローンなどなど。
僕は個人的に「教育ローン」が出てきた時にヤバいなと思いました。学生や子供にまで“悪魔の契約”をさせる。世も末だなと。。。
この記事を読んだ人が一人でも多く、これ以上“悪魔の契約”を結ばないことを祈ってます。そして。
金利を貰う側の人間になることを。金利を貰う側の人間になるということは「投資をする」ということです。それ以外の方法はありません。
そして今後30年は米国株です。あと最低でも30年は米国株式にお金が集まる構造になっています。人口比率がそうなっているのでこの構造は変わりません。