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最もコスパのいい教育は「礼儀」です。

子供

これからの時代、子供に何を教育すればいいのか…そんなふうに悩んでいる親御さんも多いかと思います。

「これからはプログラミングだ」
「いやいや英語は絶対に必須」
「いや、AIにはできないプレゼン力!」

色々な声が聞こえてきそうです。僕も息子が中学生になるので、そろそろ将来のことを真剣に考える時期だと思っています。

息子は「政治家になりたい!」という明確な夢があるのでそれを応援する、親はこのスタンスでいようと思ってます。

私立の中学校へ行きたいなら行かせますし、最近流行りの「ゼロ高」や「N高」へ行きたいと言えば、行かせたいと思います。

このように基本は本人の意思に任せますが、僕が強制的に息子に叩き込んだことが一個だけあります。

それが「礼儀」です。

「今どき礼儀?」と言うかも知れませんが今どき礼儀です。いや、今こんな時代だからこそ礼儀です。

昔からの日本ならではの風習を大切にする…そんな綺麗ごとを言うつもりはありません。じゃあ、なぜ今どき礼儀なのかというと…めちゃくちゃコスパがいいからです。

礼儀を教えるのに費用は一銭も掛かりません。覚えて実践する本人にも負担はありません。それでいて、時にプログラミングや英語のスキルより役立つことが多々あります。

今の時代、老若男女を問わず、礼儀が軽んじられています。挨拶もできない、お礼も謝ることもできない、それでいて、自己主張だけは一人前と。そんな人が多い世の中。

これはやっぱりネットの影響でしょう。今の時代は、人に会わなくても仕事もできるし友人や恋人だって作ることが出来ます。だから、礼儀なんて必要ないと考えている人が多いのだと思います。

ロボット

でもトレードのような一部の仕事を除いては人が人を選ぶ世の中であることには変わりありません。そんな世の中において、選ばれる人になるには、やっぱり礼儀は、ないよりあった方が絶対に有利です。

礼儀正しい子が可愛がられ、贔屓されるのは、いつどんな時代も一緒です。どんな世界も同じですが、やっぱりハードあってのソフトです。ハード(本体)がなければいくらソフトを揃えても使えない。

プログラミングだ、英会話だ、TOEICだ、私立中学校だの、ソフトばっかり揃えている親もいます。それも大事です。でも、これらはすべてソフトです。ハードがなければ役には立ちません。

人間が社会で生きていくためのハード、それは礼儀なんじゃないかなって思います。

それは日本が生み出したスーパースター大谷翔平選手を見ていたらよく分かります。基本、出た杭は打たれる今の世の中、大谷選手は出すぎました(笑)

けど、彼を叩く人は誰もいません。なぜだろうと考えるとやっぱり礼儀ですよね。相手やグランドに対してお辞儀をする。塁上にいる時、ゴミを見つけたら拾う。試合中、相手と激突したら、真っ先に謝る。常に相手を敬い、どこまでいっても謙虚である。

こういった彼の相手や野球に対する、礼儀・姿勢が多くのファンを惹きつけます。あり得ないけど、きっと彼は、野球以外の道に進んでいたとしても、大成功を納めていたんじゃないかなって思います。なぜかというと、彼には、「人から選ばれる」という要素がありますから。

なぜ今日は、こんな話をしたのかというと、ネットビジネスでも、まったく同じことが言えるからです。ネットビジネスではジャンル問わず、検索エンジン対策(SEO)は欠かせません。

そのため、いまなお色々なテクニックが出回っています。けど、これらテクニックはソフトです。ハードではありません。じゃあ、SEOでのハードとは一体何か?

それは「ユーザーに選ばれるサイト」です。

ユーザーにとって役に立つサイト、また訪れたいと思うサイト、これがSEO的に強い時代になりました。

昔のようにバックリンクを貼ったり、内部要因を整えても、ユーザーにとって、有意義なサイト、また訪れたいと思うサイトでなければ、まったく意味を成しません。

そして、ここでも礼儀はバカに出来ません。最後まで読んでくれた人には、「ありがとう」をいう。記事の書き初めには、しっかり自己紹介する、こういった超基本的なことを忘れると、ユーザーには支持されなくなり、その結果、検索から消されてしまいます。

礼儀はホントに大事。ネットだから礼儀なんてどうでもいい、そんな姿勢の人は、これからの時代稼げません。これは精神論じゃありません。実際、Googleはそこも見ています。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!