今回の政治家と統一教会の問題。ここから僕達が学べることは何だろうか。これはぜひ、皆さんにも知っておいて頂きたいところなので記事を書きました。
政治家と統一教会が、ずぶずぶな関係なのか?そこは僕には分からない。これから様々な情報が出回り明らかになることです。
僕が書きたいのはそこではなく、今回の件で明らかになったのは、統一教会が信者を集める際の手法です。
それが政治家との写真。
統一教会の幹部が政治家と一緒に写真を撮りその写真を勧誘に使うんです。
「うちの幹部は総理大臣とも写真を撮る仲なんですよ」
「この写真見てください。ね?凄いでしょう!」
と信用を得て入会させるという手法。これは政治家だけではなく芸能人もそうです。芸能人と一緒に写真を撮って信用させる。
政治家や芸能人など、普段目にしている有名人を見ると、どうしても信用してしまうのが人間の心理。そこを上手についているということです。
そして、この手法を使っているのは宗教団体だけではありません。そうです、詐欺師もまったく同じ手法を使います。
僕の友人も騙されてしまった、ある仮想通貨。500万円も出して買った仮想通貨が今は無価値です。
なぜ友人が500万円も出したのかというと、この仮想通貨の運営会社の社長が、あの「桜を見る会」に招待されていて安倍元総理夫妻と一緒に写っている写真を見せられ信用してしまったんです。
じゃあ、なんでそんな会社の社長が「桜を見る会」に招待されていたのか?答えは簡単で政党に献金していたからです。広告代と思えば安いもんです。写真一枚手に入れたら数億円ですからねー。
ちなみに仮想通貨詐欺はめちゃくちゃ厄介で詐欺の立証が難しいと言われています。なぜかというと、仮想通貨というのは無価値になっても存在さえしていれば詐欺にはならないからです。
仮想通貨は単なるトークン。存在しているといっても、インターネット上に英数字が並んでいるだけです。
これが存在していれば、仮想通貨自体は存在していることになり、運営側の言い分としては、「いつかは値が上がる可能性がある」ということ。だから仮想通貨はより慎重になる必要があります。
あとネットワークビジネスなんかもまったく同じ手法を使っている会社が多い。というわけで今回の件で僕達が学ぶとしたら、有名人の写真などで安易に信用しないということです。
写真の他にもお祝いの花や手紙、ビデオメッセージなんかも同じで信用してはいけません。詐欺師というのはたいてい、商品の性質とは別なことで信用を得ようします。
例えば先ほどの仮想通貨の件で言えば、仮想通貨の判断基準はそのスペックで判断すべき。送金スピード、コスト、スケーラビリティなどなど。販売する側もここを前面に押し出して
ローンチを掛けてきます。
だから僕はリップルを皆さんに勧めたしイーサリアムもそうだし、仮想通貨以外でも
例えばS&P500やテンセント社、そして当社のビジネスキットなんかもそうです。商品スペックが凄すぎるから。
でも、こうしたところで勝負できない会社が芸能人や政治家など有名人を持ち出してくるんだと思います。
僕は前々から言ってますが、だいたい、次のようなワードが出てきたら注意して下さい。
「芸能人もやっている」
「あの政治家とも仲がいい」
「あの国の大統領も・・・」
「ハリウッドスターが・・・」
「〇〇会社の社長さんも・・・」
こうしたワードが出てきたら注意です。注意というか、その場を去った方がイイですよ(笑)最近は有名YouTuberが広告塔に使われることも多いので注意しましょう。
騙された人は「勉強代になった」とよく言うんですが僕は本当にアホだと思う。そうして騙された自分を正当化すから日本人って何度も何度も騙されるんです。
この記事を読んでくれているあなただけは余計な勉強代を払わないようにしてください。