トレード

CFDとは?トレード初心者がCFDをやるべき理由。

いま、世界中のトレーダーが注目しているCFD。仮想通貨よりCFDです(笑)まず、CFDとは一体何か?CFDと横文字を使っていますが特別難しいものではありません。皆さんよく知っている人気のFXがありますが、これもCFDの一種です。

FXの場合、為替を指数化したものを取引します。例えばドル円を取引している場合は、ドル紙幣の現物を売買しているわけではありませよね。あれは、あくまでもドルと円の為替を数値化したものを取引しているだけです。

そのため、FXは単なるマネーゲームだとも言われています。バーチャルで数字が動いているだけですからね。

CFDもこれとまったく同じで、世界中の金融商品を数値化したものを取引します。例えば、日経平均株価を数値化した「日経225」であったりNYダウを数値化した「米国30」
すべて現物と連動した動きをしますので先読み指標としても使われています。

これだけではなく、米国企業の個別銘柄にも投資できます。例えばAmazonやFacebook、アメリカン・エキスプレスなど…超有名企業の株価を取引することも出来るのです。

他にも金(ゴールド)や銀、原油なども取引できます。まさに世界中の金融商品すべてを網羅したものがCFDの世界です。

CFD

自宅にいながらスマホ、パソコン、タブレットなどで世界中の金融商品が取引できます。
しかも、ほぼ24時間の取引が可能。そして今では証券会社の競争もあり取引手数料はゼロ円です。

FX同様にレバレッジをかけることも出来るので、少額から取引することも出来ます。トレードに興味がある人であればCFDをやらない理由はありません。

CFDをやった方がいい理由がこれ。

よくFXだけをやっている人、株式投資だけをやっている人を見かけます。FXが好き。株が好き、と言うのならそれは全然OKです。しかし、「お金を稼ぐことが目的」であればCFDは欠かせないと思います。

なぜか?
結局、トレードというのは、いかに簡単な場を見つけるか。それだけです。
例えばFXを長年やっている人なら分かると思いますが、イギリスのブレグジット関連でポンドは急落しました。ここは参加さえしていれば、誰でもボロ儲けできる相場でした。約2年に渡り下げ一辺倒でしたからね。ここでポンドを買おう!と思う人はいないわけです。

いわゆるアベノミクス相場でもそうでした。
ドル円は75円から125円まで上昇。この間、ほとんど落とすことなく上げ一辺倒でした。

このように誰がどう見ても上がるか、下がるかが明白な相場というのが存在するわけですが
当然、そう何度もあるものではありません。

だから、例えばFXだけをやっている人は、こうした簡単な相場が来るのを待ちきれず、稼ぎたい気持ちが先走りして難しい局面でトレードしてしまう。そして、どんどん資金を溶かしていくのです。

しかし、それはFXとか日本株とか狭い範囲でのみやっているからです。CFDのように世界中の金融商品に投資できる環境があれば、アベノミクスやブレグジットのような簡単な相場はあちこちに落ちています。

つまり、CFDを行うことにより、トレードはお金が落ちているところを探すだけの作業になるのです。では、早速その簡単な相場というものを見てみましょう。

チャート

これは先程も話にでました原油CFDです。
2020年1月からコロナウイルスの噂が広がり徐々に下落。その後基準線を割ったところから一気に下落。途中、ローソク足が飛ぶ(窓開け)ほどの大暴落を演出したときは大興奮しました(笑)

チャートを見て頂ければ分かるかと思いますが約4ヵ月の間、ほとんど戻すことなく下げています。参加さえしていれば誰でも取れる相場でした。

チャート

こちらも新型コロナウイルス関連の相場ですが、金(ゴールド)は「有事の金買い」と言われるように、リスク回避のための金融商品として知られています。

戦争やリーマンショックのような金融危機が起きた時、投資家は資産防衛のために金を買うのです。そしてリスクが去ったら、売りに走る。これを知っておくだけで、どこで買い、どこで売ればいいのか分かりますよね。

CFDはテクニカル分析なしでも勝てる場面もある。

もちろん、テクニカル分析を学んでおいて絶対に損はありませんし、CFDでも最低限のテクニカル分析は必要となってきます。

しかし、テクニカル分析を行わず情報のみで莫大に勝てる場面があるのもまた事実です。というよりも、大きく勝てる場面というのはテクニカル分析よりも、むしろ情報やファンダメンタルズの要素の方が大きくなる。

例えば最近の話で言えばワクチンがそうですよね。
2020年11月中旬、米製薬会社大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチンで95%の有効性があったと発表しました。この一報を受けてファイザーの株価は暴騰、米株も景気回復の期待から一気に上昇、史上最高値を更新してきました。

このようにトレードである以上、最低限のテクニカル分析は必要になってきますが、情報のみで大きく勝てる場面もあるのです。しかも、その情報は特別な情報ではなく誰もが知り得る情報です。

あの伝説もCFDが舞台だったのです。

タートルズ…トレーダーの中でこの名前を知らない人はいないでしょう。

「トレーダーは育成できる!」ということを実践で立証しウォール街を席巻したのが伝説とまで言われるようになったトレーダー集団「タートルズ」です。

まったくのトレード素人を十数名集め数週間のトレーニングの末、実践へ。参加した全員が億を超える金額を稼いだことに世界は驚嘆しました。彼らはどんな手法を用いていたのか、マーケットはどこか、株式市場か為替か先物か…当時はすべてが謎のベールに包まれていました。

しかし、近年になってタートルズを題材にした書籍も発売になり次々と謎が明らかになったのです。まず手法は、最もオーソドックスな「トレンドフォロー」でした。

そして、マーケットはどこか?メンバーの一人が次のように言っています。

“it a all”
(すべてさ!)

タートルズのメンバーは、外国為替市場、株式市場、商品市場…あらゆるマーケットで利益を上げていたのです。利益をあげていたというより、その時々で最も都合の良いマーケットに移動していたのです。

戦う場所にこだわりはなく、もっともラクに勝てる場所を選んでいたということでした。
つまり、タートルズ儲けの秘密は、簡単な相場を見つけトレンドに乗っていただけということでした。

世界的有名なトレーダーでトレード指導者としても有能なマイケル・コベル氏もレポートの中でこう言っています。

コベル氏
コベル氏
「株しかやらない」「為替しかやらない」という生徒を私は受け付けません。
なぜなら、それでは勝てる確率が一気に下がるからだ。優秀なトレーダーは、何にでも興味をもって、あらゆるものを売買したいと考えます。

マーケットを限定するということは、それだけチャンスを狭めているということ。FXをしている人に聞きますが、為替しかやらない理由は一体何でしょうか?日本株を買っている人に聞きますが、日本株しか儲からない根拠はどこにあるのでしょうか?

これだけ経済がグローバル化しているのですから主戦場を限定する必要はまったくありません。得意分野を持つのは良いです。しかし「そこしかやらない」というのは、あまりにも世界が狭すぎます。

もし、あなたが利益獲得のためにトレードを行っているのであれば、CFDへの参加は至極あたりまえのアクションです。

CFDに関するQ&A

CFDって何ですか?

もう一度、本文をしっかり読んで頂きたいのですがCFDとは、様々な金融商品を指数化したものに投資することです。例えば日経平均株価を指数化した「日経225」NYダウを指数化した「米国30」これらを取引(トレード)することをCFDと言います。ちなみにCFDはContract For Differenceの略です。

損することはありませんか?

CFDは立派な投資商品です。投資商品である以上リスクは必ずあります。ですので、投資に関する最終決定はご自身の判断でお願いします。なお、投資によって発生する損益は、すべて皆様へ帰属します。

借金になることはありませんか?

CFDはFX同様に証拠金取引です。ですので基本的には入金した金額以上に損失が出ることはありません。ただし、どこの証券会社も「損失の額が証拠金の額を上回ることもありますのでご注意ください」と注意書きされています。これは、急な相場変動などで値が飛び強制決済が追いつかないこともあるためです。過去にはスイスフランショック(2015年1月15日)などがそうでした。

初心者でも大丈夫ですか?

もちろん問題ありません。投資やトレードにおいて必ずしも経験者が有利ということはありません。経験のある方でも同じような失敗を繰り返しては、思うように稼げていないのが現実です。大事なことはどこまで行っても基本に忠実になること。だから、ある意味では基本を守れる初心者の方が優位かも知れませんね。

FXよりも簡単ですか?

簡単というのは主観もありますので何とも言えませんが、個人的な感想としては、必ずどこかの銘柄でトレンドが発生しているという面ではCFDの方がやりやすいです。FXはトレンドが発生したら長いという性質はありますが、そもそもトレンド自体が発生してない期間も長いです。FXでトレンドが発生していない時はCFDをやる、といったように使い分けると良いかと思います。

いくらぐらいから出来ますか?

厳密に言えば数千円から出来ます。3000円でも5000円でもできますが、当然リターンも少ないです。本格的に稼ごうと思えば、やはり最低でも10万円は必要ですし理想は100万円以上からはじめて経験を積んで徐々に資金を増やしていくと将来的に良い結果に繋がると思います。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!