コラム

資本主義の悲劇は2つしかない。お金のない悲劇とお金を持ち過ぎた悲劇。

悲劇

僕は最近ホントよく思うんですけど、そろそろ資本主義の限界かなと。資本主義である以上、必ずお金や利益を追い求めなければいけません。それは悪いことではなくて当たり前のことです。資本主義では綺麗ごとで飯は食えませんからね。

でも、どこまで追い求めればいいのかというリミッターみたいなものが、そもそも人間には備わっていない。だから人はちょいちょい行き過ぎてしまう。

これは食べ過ぎや飲み過ぎと同じでお金も理性を越えて稼ぎ過ぎてしまう。だけど行き過ぎた行為は必ず反動が来る。それが自然界の法則でもあります。

だから資本主義の悲劇は2つしかない。ひとつはお金のない悲劇。もうひとつはお金を持ち過ぎたことによる悲劇。資本主義では「ちょうどいい」が難しいんです。

悲劇

資本主義、経済優先では人は幸せになれない。日本を見ても中国を見てもそれは明らかです。

だから僕はベーシックインカム派です。ベーシックインカムでまずはお金のない悲劇を無くす。そうするれば、心に余裕とゆとりができる人たちが増えます。

そんな彼らは今度、社会貢献をしようとする。お金を追い求めない精神、フォー・ユー精神ですね。そんな彼らの生き方を見た、かつての経済主義者達は自分たちの生き様が、なんて時代遅れなんだと気が付く。

こうして世の中は平和になっていくのでした。というシナリオかな(笑)

でも、これはすでに起きていることで、ヨーロッパから見ると日本や中国の経済主義は、もう古くてダサい生き方かも知れません。彼らはいま、経済主義の先へ行こうとしてますよね。

だから僕は本気でベーシックインカムしかないと思う。余裕の中からイノベーションも生まれるし、お金がないから子供を産めないという夫婦もいなくなり、少子化問題も解決されるし、おそらく犯罪も減ると思うんです。

そして何よりお金のストレスがなくなる。僕はこれが一番大きいと思っていて、病気が減れば医療費も安くなるし、すべてが上手く回り出す気がするんです。

予算は?っていう人も結構いるけど、ベーシックインカムというのは、結局、社会保障を先に受けるか後に受けるかの違いだけ。

年取って働けなくなったらお金貰えます。失業したらお金貰えます。病気や怪我をしたらお金貰えます。これが今の社会保障制度。

ベーシックインカムは、これらを先に受け取ろうってだけなので、あまり予算は関係ない。年金、失業保険、生活保護がベーシックインカムに変わるだけだから。

なのに、なぜか反対する人がいるんだよね。みんな、そんなに働きたいのかね!?笑

田舎

月10万円もらって温泉が出る田舎にでも引っ越し、のんびり暮らせば仕事なんてしなくてもいい。そして贅沢したければ、その分だけ働けばいいんです。最高じゃないですか!

今回の選挙で、維新の党が躍進しましたが、これでベーシックインカムに一歩近づきました。

時は金なり
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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!