「バーニングマン」ってご存知ですか?「マン」って言うぐらいだからスーパーマンとか、バットマンとか、そういう「人」を想像すると思いますが、「バーニングマン」とはイベントの名称です。
最近の言葉で言えば「フェス」みたいなもの。バーニングマンは1986年にサンフランシスコのベイカー・ビーチではじまりました。

はじめは数人の仲間たちではじまったこのイベントですが、昨年には、約7万人もの参加者になりました。
なぜ、このイベントが、ここまで人気のイベントになったのかというと、「非日常」を体験できるからだそうです。
バーニングマンは人種や国籍問わず、色々な人が参加しているので、普段では出会うことのできない人に出会うことが出来ます。
また様々な趣味、嗜好を持った人が集まり、それぞれが、自分を表現しているところが面白いそうです。
そこは、まさに「自由な場」であり、個人が何を表現しても自由であり、決してそれを他者が否定してはいけません。イメージとしては大きな広場で、ハロウィンをやっているような感じです。
そして、このイベントでもっとも注目すべき点は、「ギフト文化の推進」です。参加者全員がギフトを持ち寄り、それを誰かに進呈します。その際、ひとつだけルールがあって、見返りを求めたり、物々交換をしてはいけないということ。
ただ差し出すだけ。それ以上、何も求めてはいけません。つまり「損」することを、自ら進んで行う必要があるということです。
ところが、このフェスでは、非常に面白い現象が起きるそうです。もっとも差し出す量の多い人が、最終的には、もっとも沢山のギフトを受け取るそうです。
ようは、差し出す量が多ければ多いほど、自分が受け取れるギフトも多いとか。見返りもダメだし、交換もダメなのに、面白い現象ですよね!
でも、なんとなく分かる気がします。これはビジネスの原則でもありますが、自分が儲けようと思えば、まず他者に得をさせること。これをトコトン考えていれば、利益は自然と後からついてきます。
ただ、言葉で言うほど簡単じゃありませんよね。ビジネスをやっていれば、ついつい利益主義になってしまいます。
これは誰でもそうだと思いますが、だからこそ、このバーニングマンは、そうならないように自分への戒めのためにあるのかも。
だから起業家や経営者の参加者も多いとか。一説には、Google創業者のラリー・ページ氏もバーニングマン初期から参加しているそうです。

頷ける話です。
Googleは、今でこそ世界トップクラスのITベンチャーですが、まずは他者に与えるところから始まっています。
「検索、自由に使っていいよ!」
「Googleマップもタダですよ!」
「ユーチューブも無料で見せちゃおう!」
と、基本すべてのサービスがタダです。タダで与えたからこそ、今では世界時価総額第4位です。
ここに現代ビジネスの原理原則があるのかなと思います。まずは与えること。そこだけを考える。そうすれば、結果はあとからいくらでも付いてきます。
バーニングマン…
僕も、いつか参加してみたいものです。
【参考資料】
バーニングマンの10大原則
1・誰にでもオープンであること
2・ギフト文化の推進
3・資本主義からの脱却
4・自立
5・自己表現の追求
6・努力と協力
7・自己責任
8・スペースクリアリング
9・全員参加
10・体験すること
素晴らしい原則ですよね!
これを、そのまま現実に持ち込めば成功出来る気がします^^