今年は参院選があります。毎回選挙がはじまると僕も、
「もし自分が立候補するなら…」
と自分なりの法案を考えてみるんです（笑）これが、結構楽しんですよね！意外と頭も使いますし。
今回はもう考えてあります。僕が考えた法案は…
「生活保障制度」です。生活保護とはちょっと違います。
僕は前々からベーシックインカム推進派でして、ただ、現状言われているベーシックインカムは、国民全員に一律7～8万円を配るというものでした。
でも、これってめちゃくちゃ中途半端で、7～8万円貰えるって実は、一番厳しかったりします。
7～8万円じゃ、生活できないから、どっちにしても働かなきゃいけないし、そのうえ、医療費や税金が高くなると、おそらく、今よりは生活が苦しくなるのでは…というのが、僕の個人的な見解です。
そして、ベーシックインカムの最大の難点は、いま年金をもらっている層から支持を得られないという点。
なぜなら年金を廃止にして、ベーシックインカム一本にするというのが、多くの識者の意見なので、そうなると年金受給者は受給金額が大幅に減ってしまうんです。
そこで僕が考えた生活保障制度とは、年金に合わせちゃえばいいじゃん？ってこと。現在の年金と同程度額の月額一人25万円を配布します。子供も18才から受給資格が得られます。
ただし、いくつか条件があります。
１・収入が無い人に限る。
２・貯金がない人に限る。
３・受給者は借金はできない。
現在は、収入があったり資産がある人も年金をもらっているわけで、これが大きな無駄です。だから、まずは受給資格を得るためには、貯金を全額つかってもらう必要があります。
すると、経済が大きく好転します。日本のタンス預金は1000兆円ですから。ここが、この法案の最大のポイントで、この法案では「貯金は悪」と位置付けてます。
そもそも貯金をしている90％の人は、「将来の生活のため」です。でも、毎月25万円を保証されていれば貯金という概念がなくなると思います。
貯金がなくなれば、基本、今ある「円」はすべて留まることなく流通することになる。そうなれば、劇的に経済が良くなると思います。経済が良くなれば、財源も確保できるというわけです。
ちょっと行き過ぎかも知れませんが、３年以上ため込んだお金は徴収されるという制度でも良いかも知れません。
もうひとつのポイントは借金。借金をしてしまうと、結局また、生活が苦しくなるので、ローンやカードなどの借金だけは制限付き。
車１台までとか住宅ローン８万円までとか、そこぐらいまではOKにしてもイイかも知れません。
次に、きっとこういう意見が出てくる。
「多くの人が働かなくなるのでは？」と。いいんです。働かなくて。これからは、ロボットが仕事をしてくれますから。
これは、あちこちで言われている通り、いま人間がやっている仕事の６割は、ロボットで代用できるようになります。
すると、単純に就業者数の６割は必要なくなる。ここでリストラでクビになるのか、それとも生活保障があるから自ら辞めるのか、ここが大きな分岐点で、残るという人は、今の仕事が好きな人。辞める人は、今の仕事にやりがいのない人。
つまり、会社に残るか残らないかは、経営者側ではなく従業員が選択できる。これって結構、大事なことだと思うんです。
やりたい仕事をやっている人と、やりたくない仕事を生活のためにとやっている人では生産性がまるで違いますから。
もう一つの考え方はベーシックインカムと一緒。おそらく生活保証がされていれば多くの人は、何か新しい仕事をしたくなります。
それは、今までの「やらされている感」の仕事ではなく、自分の好きなこと、やりたいことをするようになる。
それこそロケットを飛ばしたり、小説を書いてみたり、eスポーツをしたり、子供の面倒を見たり、福祉に携わる方も出てくるでしょう。
人は必ず自分の存在価値を見つけようとするので、何かをするはずなんです。そして、その何かは、必ず世の中の役に立ちます。
そこから収入が生まれるようになれば、いったん、生活保障の需給資格は失います。でも、その仕事を辞めれば、またいつでも受給できる。
この安心感が国民を活気づけ、経済を回し、どんどん国が発展していくと思うんです。だから、この制度の究極の理念は、国民ひとりひとりが自分の好きな仕事をして最終的には誰も生活保障を受けないで生活するということ。
そのための初期投資をまずは国が行う、という考えです。
肝心な財源はどうなるか？まず、ベーシックインカムの案、毎月7万円までは財源が確保できるという計算を頭の良い人たちがしてくれています。
それプラス、この案では貯蓄撤廃論がセットになっているので、イケるんじゃね？という安易な考えです（笑）まあ、この辺は頭の良い人たちに考えてもらいましょ！
クダラナイ話になりましたが、こんな遊び心の中から国は変わるもんです。ぜひ、みなさんも理想を掲げ楽しんでみて下さい。
あっ。今期、参院選挙に出馬予定の方、僕の法案はタダでお譲り致しますので使ってください（笑）
