完璧を求めるより早く行動しろ！
コンサルをやっていると色々な悩みが耳に入ってきます。中でも一番多いのが、
「自分にできるか不安」という思いが、皆さんあるようです。
そもそもですが、「不安だからやらない」という人は、まだまだ今の生活に余裕があるんじゃないかな、という思います。
例えば僕もそうでしたが、僕が起業した当初というのは、不安を感じている余裕すらなかったです。
「とにかくやらないと…」
という思いだけで2～3年突っ走ってきました。僕の周りで結果を出している人もそう。やっぱりスタート時というのは、何かを考える余裕もないぐらい必死になってます。
で、気が付いたら結果が出ていた。不安になったり色々考えるのは、ここからです。ある程度、結果を出してから…
「次は何をやろうかな」とか、
「この収入をキープするにはどうしたらいいか」と考えるようになります。また一人になった時には常に不安を感じてます。だから不安を感じられるだけ、まだまだ余裕がある証拠なんですよね。
その上で次に僕が思うのは、
「みんなはじめから完璧を求めすぎ！」ってこと。
多くの人が「売る商品がない」という状態からのスタートになると思うのですが、そんな状態から完璧を求めていたら10年経ってもスタートできません。
これはフェイスブック社やマイクロソフト社など、米IT企業の多くが大切にしている会社理念ですが、「完璧を求めるより早く行動しろ」ってことです。
見切り発車でも何でもいいから、まずは、やってみるということが重要。やってみて、はじめて色々見えてきます。改善点や客の反応、その他もろもろ。
「あれ、意外とおれ文章得意かも！」
「こんな話で喜んでくれる人がいるんだ」
「なるほどね、こういう話は嫌われるんだ」
などなど。やってみて、はじめて色々なことに気付きます。この積み上げで段々と自分のコンテンツができあがるわけです。
でも「不安だ…」と一歩も踏み出さないと何もできあがらないし、何も気づかない。そんな状態では5年後も10年後も何も変わりません。
この人には成功の要素がすべて詰まっている。
先日の記事で紹介した岸田奈美さんがいい例です。
きっと彼女も見切り発車だったと思います。
「家族の不幸話をnoteに書いてみよう」ってところから始まったと思います。すると、これが意外にも大反響。あっという間に書籍化が決まり、その本も順調に売れました。そして岸田さんを一躍有名にしたのが、本の印税で車を買った記事。
全財産を使って外車買ったら、えらいことになった｜岸田 奈美 (kishidanami.com)
この記事を読んだ多くの人が岸田さんのファンになりました。そしてテレビから取材も受けるようになり、フォーブスが選出する、「世界を変える30歳未満の日本人」にも選出。
岸田さんが個人として活動をはじめたのが2019年ですから、わずか2年前です。今のあなたと何も変わらないところからのスタートです。
現在はnoteで月額1000円の記事を販売しています。これは単なる月額ですが頭の良い岸田さんだから、きっと、この後、サロンなどを開いてサブスク化していくんだろうなと思います。
人生なんて所詮、こんなもんです。ちょっとしたきっかけひとつでガラッと変わってしまう。
でも、不安とかリスクを気にして行動しないと1ミリも変わりません。だから岸田さんのように見切り発車でも何でもいいから、まずはやってみることが重要だと思います。
すると、きっと失敗します（笑）
でも、次は少し成功に近づく。でも、また失敗します（笑）
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これを繰り返していくことでしか成功なんて手に入らないんです。でも、多くの人は一発で成功しようとする。そんな天才は世の中にひとりもいないというのに。
天才エジソンでさえ99％失敗です。だから、あなたも不安に思う必要はありません。まずは行動。その行動は偉大なる一歩になるはずです。
最後の2つの質問。
何か新しいことをしたり、チャレンジする時には不安はつきものです。不安がない強い人間なんていません。だけど、不安と上手く付き合っている人はいると思う。
僕もその一人。不安に思った時は、その不安の正体をまず突き止める。これがよく言う「向き合う」ってことだと思う。
なぜ、いま自分が不安に思っているのか、その理由はどこにあるのか、正体は何なのか？頭を整理して書き出していくと、実は、大したことではないということに気付く場合がほとんどです。
例えば「お金がない」で悩んでいる人がいる。漠然と「お金がない」という悩みだから、いつまでも、その悩みは消えず解決策も見つからない。
まず「いくら足りないのか？」を書き出してみる。例えば今月中に50万円だったとしよう。じゃあ今月中に50万円を稼げる方法はあるか？現実的にそんな方法はない。いや、正確には何の経験もない人が急に50万円を稼ぐのはあきらめた方がいい。
ではどうするか？「稼ぐ」がダメなら「借りる」しかない。ここでまず「どうやって稼ごう」という悩みは消える。悩みは「どこから借りよう」の一点になる。
銀行か？消費者金融か？いやダメだ。金利が高すぎるのでやめよう。調べてみると社会福祉協議会というところで無金利で借りられるようだ。
面倒ではないか？必要な書類は住民票といくつかの書類を書くだけ。よし！ひとまずこれを借りて50万円を凌ごう。
次のステップは、この50万円をどう返すかだ。ここで「稼ぐ」が選択肢に入ってくる。何をして稼ごうか？
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といったように解決に向かっていく。
不安や悩みというのは、たいてい色々な要素が絡み合って、複雑になっているわけだから、一個ずつ整理していく。すると、最後は大した問題じゃないと気が付く。
「ネットビジネスをやりたいけど自分に出来るかどうか不安」というのも同じ。不安の元となっているものは何なんだろう。
・売る商品、サービスがあるか
・自分に継続できるか
・分からないことがあったらどうしよう
・失敗したらどうしよう
まあ、こんなところだと思う。一個一個、整理して不安要素を消していく。すると、最後は…「あれ？何を迷っていたんだろ」となるはずです。
じゃあ、最後に僕が二つの質問を投げかけます。
●質問１
あなたの人生において、絶対に失いたくない大切なもの３つを教えてください。
例）
・家族
・今の仕事
・貯金
●質問２
これから、やろうとしていることが、もし失敗したら、これらを失いますか？
・・・
・・
・
ね？大丈夫でしょ！失敗しても本当に大切なものは失わない。失うものは、きっと大したもんじゃない。だったら、どんどんチャレンジするべきですよ！チャンレンジせず機会損失する方が大きな失敗です。
