コラム

時代が変わったことを受け入れられない人は終わります…

時代

僕は昭和48年生まれ。僕と同年代、もしくは年上の方なら分かるでしょう。

 

“時代が変わった”

 

ということが。価値観、教育、働き方、人との接し方、社会の仕組み、様々な点で大きく変わりました。これを受け入れられない人間は、この先、勝者になることは出来ません。

これは僕達の年代よりちょっと上の世代の人達にとっては本当に酷なことかも知れません。団塊世代、いわゆるバブル組の方達です。まさに「お祭り騒ぎ」の中に彼らはいたわけです。

そして、お祭りが終わったとはいえ、その余韻を今日まで引きずって来ました。

「お祭りは終わってほしくない、いつまでも楽しいままでいたい」

そう思うのは当たり前です。けど、もう完全に終わりました。まずは、そのことを受け入れるべきです。

僕がサラリーマンの時、よく社内で飲み会があったんです。飲み会では多少のことは無礼講。ここには書けないことが多々ありました(笑)

飲み会の次の日…ある上司は、飲み会のテンションのまま部下に接していて、部下が全員どん引いてました…

「もう飲み会は終わってるし」
「あいつ、いつまで浮かれてんだ」

となるわけです。いま、日本の一部の人は、こんな状態になっていると思うんです。いつまでも過去の栄光を引きずって、20年以上経った今も、そのままの価値観で生きている。

そして、この価値観のズレは時に大事件にもなってしまうわけです。それが、昨今のパワハラやセクハラ問題の要因です。

事件を起こした彼らは、どこかキョトンとしている。自分達が悪いことをしたと気付いていないからです。

今まで通り、やっていただけなのに…今まで何の問題もなかったのに…おそらくこれが彼らの正直な気持ちで訴えられてはじめて価値観のズレを認識する。

気付く

僕達の年代はもうバブルは終わってました。ただ、終わっていましたが、まだ「祭りの余韻」はありました。だから僕も価値観を変えるには、かなり苦労したし、努力もしました。

例えばですが、人との接し方は昔のままではいけません。昔の感覚で女性に接すると、それは女性軽視となってしまいます。

やっぱりここは、深く反省するべき点で、男性はどこか、女性を下に見ていた部分は否定できない。けど、もうそんな時代じゃないし、もっと言えば「時代」のせいにしちゃいけない。

仕事やビジネスもそうです。昔ながらの根性論ではもう通用しない。僕は根性論で育った年代だから、これである程度のところまではいけたが、これからの時代は合理的に判断しないと勝てない。

「こうすれば、こうなる」
「これは違うから、こう直す」

といったように、合理的に物事を捉え、そして、スピーディーに行動に移していく。「石の上にも三年」とか、「急がば回れ」とか、そんな精神論はお金や仕事の場では通用しなくなってきた。

こういったすべての価値観を現代風にアップデートしなければいけない。そして、いま…時代は、いよいよ、大幅なアップデートの段階に入った。

それがデジタルです。この大きな変化についていけない人は終わり…今までのように「ようわからん」ではなく分かる努力をしなければいけません。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!