ネットビジネス、投資、トレード…結果が出ないで悩んでる人をよく見かけます。僕の経験上、結果が出ない人は、いくつかのパターンに分けられる場合が多いです。
圧倒的に何かが足りない場合。
まず一つ目。これが最も多いかも知れませんが、努力というか作業量というか勉強というか、そういったものが圧倒的に足りない場合です。
例えばnoteで稼ぐ方法。2021年現在、初心者が稼ぐには一番手っ取り早いと思いますので、僕もnoteをすすめる場合があります。
でも一ヵ月ぐらいすると、必ず言ってくるのが「稼げません」と。で、運営しているnoteを見せてもらうと書いた記事は10記事ぐらい。それも、小学生の作文のようなものばかり…これでは稼げません。やっぱり結果を出している人達がどれぐらいやっているかというのを、研究しないといけません。
例えば僕のクライアントでnoteを使って月に20万円程度稼ぐ人がいますが彼は5000字ほどの記事を毎日更新しています。それを、もう一年ほど続けているんです。これで月収20万円程度です。単純にこれ以上やらないと稼げないってことです。
こうしたことは調べればすぐに分かります。twitterで調べてもいいですし、ネットで検索してもいい、何でしたら僕のところにメールをくれたら、これぐらいのことは無料で教えますよ。
でも、それすらしない。で、適当に何記事か書いて「稼げない」と嘆いている。努力も作業量も勉強も圧倒的に足りません。
努力は裏切る場合もあるので気をつけよう。
次に多い「結果が出ない原因」
これは、致命的ですが、これも結構います。それは、間違った努力をしちゃっている人です。
例えば僕はよく言いますが、トレード初心者がスキャルピング(超短期売買)をやっちゃってるんです…
トレード歴12年の僕でもスキャルでは勝てません。ちなみに僕の師匠もスキャルでは勝てる気がしないと言っています。
なのにトレードをはじめたばっかりの人がスキャルピングをやっている…素人がスキャルで稼ぐのはハッキリ言って無理です。これって、もう間違った努力としか言えません。
じゃあ、なんでこういうことが起きるのか、というと、「早く稼ぎたい」という心理からですよね。
例えば僕のトレード手法は、せいぜい月利で10%程度です。100万円が一か月で110万円になれば良い方です。でも、スキャルピングの醍醐味は100万円が一日で150万円になったり200万円になったり…そんなのがキャッチコピーになってます。
確かにこういうことが出来る人もいます。いますが、それは大谷翔平みたいなもんです。
稀だってこと。ごく一部。選ばれた人だけが出来ることです。
考えても見てください。たった一日で資金が1.5倍や2倍になるなら単純な話、誰もがやってるし、みんな億万長者です(笑)
もう一つこんな例もあります。例えばネットで何かを売ろうとした時、アフィリエイトでもいいのですが、絶対に参入してはいけない分野というものがあります。
いわゆるYMYL(Your Money or Your Life)と言われるものです。直訳すると「あなたのお金と健康」です。つまり「お金と健康」に大きく関わる分野には参入してはいけないということです。
なぜか?
これはGoogleのガイドラインが関係しています。Googleの検索ガイドラインの中にYMYLに関しては評価基準を数段階上にします、と明記してあります。
つまり、お金と健康に関する情報や商品に関しては、よほどの信頼性と信用の裏付けがなければ、検索の上位表示はしないということです。
結論を言えば、僕達のような個人でYMYLに参入してもまったく太刀打ちできないということです。
例えば「お金を借りる」とか「クレジット」とか、「ガンの治療法」とか「抗がん剤の効き目」とか。こうしたことって、検索者の人生や命に直接かかわりますよね。
こうしたワードで上位表示できるのは、健康系であれば、どこかの大学病院とか、学者のブログとかそういったものだけです。
お金はもっと分かりやすくて、例えば「お金を借りる」と検索して、闇金が上位表示されたらGoogleの信用にかかわりますよね。
最近で言えばコロナ融資とか。「コロナ 融資」で検索すると、上位表示はほとんど政府系のサイトばかりです。ここに勝とうと思っても無理ですよね。
このように個人や素人が参入しても勝てないカテゴリーがあるのですが、それを知らない人は、そういったところへ参入します。
そして「頑張ってるけど結果が出ない…」と。言いたくはないけど、これが「無駄な努力」というやつです…
雑・・・
この「結果が出ない人の特徴」はこれまでも記事にしてきました。例えば…
・行動がおそい
・ちょっとやってスグやめる
・早く結果を出そうとする
・詐欺的なものに手を出す
・言い訳をよくする
などなどがありました。そして、最近僕が気が付いた「結果が出ない人の特徴」がこれ。
雑(ざつ)
仕事が雑なんです。例えば、アフィリエイトを行うために、ブログを続けている人がいます。その人に僕がアドバイスしたのは…
「毎日、更新することを心掛けるといいよ」
その意図は「続けることが大事だから」
ブログは言うまでもなく超長期戦です。結果が出るまでには早くて1年、長ければ2年3年掛かります。
そんな長期戦のブログで、大切なことは「習慣化する」ということです。習慣化していないものが2年も3年も続くわけがありませんから。そういった意味で僕は、毎日更新することをオススメしています。
しかし、それはあくまでも内向きな戦略。つまり、自分に向けての対策なわけです。ブログ読者には全く関係ありません。
ここが「習慣化する」よりも、さらに大事な部分で、そもそもブログは、ここが矜持となる。何のためのブログか?ってこと。
読者に読んでもらうためでしょ。
読者に役立つコンテンツ、
読者が思わず読みたくなるコンテンツ、
これを書くことがブロガーとしての矜持だと思います。
その結果、報酬があとから付いてくるわけです。
そこを忘れて「毎日更新する」だけが先走る。結果、どうなるか?あまりにも「雑」な記事になるんです。ブロガーとしての矜持を忘れ、毎日更新することだけが目的になっている。
そんな文章はすぐにバレます。あー、コイツ更新するだけが目的なんだなと。それじゃ、結果は出ない。
トレードでも同じ。トレードの基本中の基本がトレンドライン。トレンドラインはローソク足の髭の先と先を結ぶのが基本。ところが結果の出ない「雑」な人は、トレンドラインが髭から離れてるんです。
もうね、想像つくんですよ。
「まっ。こんなもんだろ!」みたいに適当にラインを引いている。
それを僕に見せてきて「勝てません!」とか「トレンドライン意味ありますか?」とか言ってきても僕は…「雑だね」としか返答できない。
トレードやネットビジネスに限らず普段の仕事でも同じだと思うんだけど、相手に「雑だな」と思われた時点で終わりじゃないですか。
もうその人とは仕事したくないし、何も教えたくなくなりますよね。雑っていうのは相手をバカにしているっていう意味でもあるしね。
よく小学校の先生なんかが指導してますよね。「字は上手じゃなくてもいいから丁寧に書きましょう」って。あれは、ホントにその通りだと思う。
文章もはじめの頃は上手である必要はありません。でも、丁寧に書きましょう。雑な文章はすぐに相手に伝わります。
トレードもそう。トレードはもっとシビアな世界で「こんなもんだろ」って雑にやっていたらすぐに資金は吹っ飛びます。
大ざっぱ。性格としては魅力的な場面もありますが、お金を稼ぐ場面で「雑」は致命的だと思います。
だいたい、結果が出ない人はこんな感じ。あなたも何かに取り組んでいるけど結果が出ない…と思ったら一度立ち止まって自分を客観視してみてください。