コラム

人生はルーズヴェルト・ゲーム

「ルーズヴェルト・ゲーム」
という言葉を知っていますか?

これは、両軍が点を取り合い、
最終的に僅差の8-7のスコアで
決着する野球の試合のことです。

野球を愛した
フランクリン・ルーズベルト米大統領が
「一番面白いゲームスコアは8-7」と
語ったことに由来しているそうです。

僕はもう20年近く、
草野球をやっているのですが
先週の土曜日の試合がまさに、
ルーズヴェルト・ゲームでした。

うちのチーム、
ピッチャーが体調不良で休んでしまい、
僕が10年振りぐらいにマインドに立ち、
初回に3点、3回にも3点、5回に1点取られ、
それでも打撃陣が点を取り返してくれて
最終回にサヨナラ勝ちをしました。

たかが草野球ですが、
プロ野球より盛り上がり、
ルーズヴェルト・ゲームという言葉が
本当なんだと実感しました。

まあ、僕は試合から3日経った今も、
カラダがボロボロで動けませんが笑。
それでも本当に楽しかったです。

人生も似たようなもんなんじゃないかな、
ってちょっと思ったんです。

野球の「一回」を
10年スパンで考えると分かりやすい。

点を取られて負けている時もある。
でも、次の10年で取り返せばいいんです。
その次の10年でまた負けるかも知れない。
それでもまた、取り返せばいいだけ。

僕の人生は
ルーズヴェルト・ゲームそのもの。

10代20代で大量失点ですよ笑。
勉強もできなかったし、
部活も中途半端だったし、
就職も決まらずふらふらしていたし、
ようやく決まった就職先も
ブラック企業だったし、
そこで上司に罵声を浴びせられ
悔しい思いばかりしてきた。

それでも今まで僕をバカにしてきた連中を
いつか絶対に見返してやろうと思ってた。

その甲斐あって30代で大逆転。
起業して会社員時代の何倍もの給料を手に入れた。

僕は30代でマイホームも手に入れたし
高級車も手に入れた。
そして何よりも仲間に囲まれて
会社員時代にはなかった、
充実した毎日を送っていた。

その噂はフェイスブックを通じて
以前の会社の連中にも届いていて、
生活レベルの違いを、
まざまざと見せつけることができた。

僕に罵声を浴びせていた上司も
きっと悔しかったと思います。

しかし、また逆転されてしまう…
その頃、僕は会社を継承して、
個人で活躍するようになっていたが、
個人のネットビジネスがダメになりかけた。

個人になってから、
トレードもはじめていたが、
そのトレードも全然上手くいかず、
ひとつ歯車が狂うとすべてがダメになりかけた。

それでも僕は絶対にあきらめなかった。
37、38歳ごろだったと思う。
それまで中途半端だったトレードを
本気で取り組もうと思ったのは。

いっとき、すべてを犠牲にして
トレードに取り組んだ甲斐あって、
ようやく僕の理想とする生活レベルが手に入った。
それが40代になってからです。

さあ、次の10年は何が起きるのか?
きっとまた失点するんだと思う(笑)

でも僕はもう何となく分かってきた。
人生なんて多少失点しても、
試合放棄しない限り、
次の回は必ずめぐってくる。
そこで逆転すればいいんだと。

逆転につぐまた逆転。
人生なんてきっとそんなもん。
全部上手くいく奴なんて一人もいない。

だから、
「あきらめない」というのが
一番大事なんだと思います。
あきらめたら、そこでゲームセット。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!