この世には知らないと危険な数値があります。例えば健康系で言えば、血圧とか肝臓数値とか。お金で言えば、借金の金利とか結婚相手の給料とか笑。
そして、今日の話がこちら。それが「30年前と今の物価」です。これを数値として知っておくことが重要です。下記に挙げるのはほんの一例です。
【30年前と現在の比較】
マクドナルド 60円⇒170円
コカ・コーラ 100円⇒130円
吉野家 280円⇒470円
ディズニーランド 4,800円⇒10,900円
国民年金 月8,400円⇒月16,590円
社会保険 月3万円⇒65,000円
iPhone 69,000円⇒124,800円
モノの値段、行政サービスは30年間でこれだけ上がっているんです。ざっくり僕の感覚で言えば倍程度に上がっていると言ってもいいんじゃないから。
少し前まで政府は「デフレ脱却」と言ってましたよね?何をもって「デフレ」と言っていたのか。こうして数字で見ると不思議でなりません。
確かに逆に落ちているものもあるんです。それも書き出しましょうか。
国民の平均年収 455万円⇒418万円
銀行金利 7%⇒0.001
退職金 2800万円⇒1900万円
笑えますよね(笑)
貰えるものが減って、払うものが増えている。これだから国民の生活が苦しいわけですよ。
そして、こんな国にしたのは自民党。でも、また選挙で自民党へ投票する国民。どれだけMっ気な体質ですかって感じです(笑)
なぜこんな国になってしまったのか?それは映画Winnyを観ればはっきり分かります。知ってますか?Winny事件を。この事件こそ、日本を衰退させた最大の原因です。
詳しくは映画を観て欲しいのですが、一言でいえば、この国は30年前から技術の向上や新しいことへの挑戦よりも“めんつ”を大事にしてきた国だから。
だから自分達に理解できない、新しい技術や革新的なサービスを葬ってきた。それがWinny事件であったりライブドア事件です。
もし…Winny開発者の金子さんが生きていたら、日本はIT分野で世界トップになっていたし、もしホリエモンを逮捕しなければ、日本のメディアは大きく変わっていて、YouTubeやネットフリックスに変わるサービスが日本から出ていたと言われています。
こうした大きな事件以外でも、もっと身近なところで、僕達世代は…メンツのために“潰されてきた”
何か新しいことをしようとすると“めんつ”を大事にするおじさん達にぜんぶ潰されてきたんです。
そして、いつの間にかチャレンジする事すらあきらめムードになっていった。これが過去30年間の日本停滞の大きな要因です。
そして、はっきり言いますよ。この流れはまだあと20年は続きます。
なぜかというと、今の政治家や大企業を見れば分かりますが、国や会社の成長、国民や社員の生活よりも、自分達のめんつを大事にするおじさん達が未だに重要ポジションにいて、まだまだ元気だからです。
おそらくあと20年は今のポジションにしがみついているはず。