VTuberプロダクション「にじさんじ」を運営するANYCOLORの時価総額が2714億円となり話題に。この時価総額はフジテレビの時価総額を越えるそうです。
時代を感じますねー。フジテレビと言えば日本中の若者が憧れる企業でした。僕も30年前にはじめて東京へ行った時、まずはフジテレビを見に行ったもんです。あの球体を見て感動しました。
そんなフジテレビですが未だにあの日枝さんが会長に居座り会社はすっかり老朽化・・・人気アナウンサーも次々と退社し、面白い番組も作れなくなりました。そしてついにベンチャー企業に時価総額で抜かれるほど落ちぶれてしまいました。
今さらですがみんな思ってることは一緒です。
「あの時、ホリエモンが買っていたら」と。
それにしてもANYCOLORとは一体どんな会社なのか??と気になった人も多いかと思います。
設立は2017年ですから、まだ5年しかたっていない企業です。創業者は弱冠26歳でANYCOLORを上場へ導いた田角陸氏、持ち株の比率から資産は1000億円越えと言われています。
そして僕も調べて分かったことですが、このANYCOLORという会社は、ストックオプションを採用している会社でした。
ストックオプションとは自社株を社員に付与する仕組みです。ボーナスや退職金を現金ではなく株で支給するってことです。こうすることによって株価が上がれば自分の資産も増えるので最高に社員のモチベーションは上がります。
この仕組みを採用したことでANYCOLORには30人以上の億万長者が存在しているそうです。
いやー、本当にすごい。。。本当に日本の若者は優秀ですよ。こんなに優秀なのにそれを支援しようとしない。だから日本はいつまで経っても経済力が伸びないんですよね。
世の中のおじさん達も、たまたま早く生れただけで自分達の方が偉いと思っている人ばかり。そして上から目線で説教したり求めてもいないのにアドバイスして気持ちよくなったり。
はっきり言って今の若者はおじさん達のいるレベルにはいませんからね。はるか上のステージにいます。
おじさん達が勝っているのは数だけ。たまたま時代が良かったのか人口だけは勝ってます。だから選挙でしか勝つことが出来ない。
僕がビジネスからトレードに戦場を変えた理由のひとつもこれです。今の若者には勝てないと思ったからです。ビジネスはライバルに勝ってなんぼの世界。そのライバルがANYCOLORのような若者だったからです。
アイデア、行動力、実行力、頭の回転の速さ、柔軟性、精神力、体力…どれをとっても敵わない。そう思ったからビジネスは引退しようと思ったんです。
トレードなら若者と競って勝つ必要もない。戦わなければいけないのは、それこそ僕よりもさらに年上のおじいちゃん達がほとんど(笑)
もう感覚も鈍ってきてるし、チャートも見えなくなってきているご老人。そんな人と戦って勝つのは楽勝だと思ったんです。
資本主義というのは戦争です。勝った者だけがお金持ちなるというシンプルな世界。だからみんな意識していないけど、どこで戦うか?ということは、意外と大事なことです。