あのホンダ技研工業の本社前にはこんな看板が掲げられています。
(全文引用させて頂きます)
がんばっていれば、いつか報われる。
持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。
たいてい、努力は報われない。
たいてい、正義は勝てやしない。
たいてい、夢はかなわない。
そんなこと、現実の世界ではよくあることだ。
けれど、それがどうした?スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%
新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。
さあ、きのうまでの自分を超えろ。
きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。
めちゃくちゃ響くでしょ。技術開発だけじゃない、何をするにしても全てこのマインドだよね。今の時代、これを言うとパワハラって言われるんだろうね。
でも、言わせておけ!自分で自分自身にパワハラしたって問題ない!ビジネスやトレードで結果を出すのもまさにこのマインド。一年、必死にやったって、たぶん成功には届かない。そんなの分かってる。だけど、これをやらないと始まらない。何も始まらない。
結果が出るか、出ないか…みんなそこばっかり考えているけど、大事なのはそこじゃないんだよね。
結果なんて、絶対に出るんだよ。だけど、ホンダの看板にもあるようにその過程で必ず失敗したり、くじけたり、心折られたり、投げ出したりする時もくる。
それを、どう乗り越えるか?ここが一番、たいせつなんです。
成功の過程にある、一時的なマイナスをどう捉えるか?これで勝負は決まるんじゃないかなと思います。誰にでも必ず失敗は来ます。必ずです。みんな一緒、けど、それをどう捉えるか?
以前に僕の尊敬する実業家が、ブログで面白いことを言ってました。それは彼がファーストクラスでヨーロッパへ行った時の話でした。
帰りの便で、1時間ほど経ったとき、何かのトラブルが発生し、その便はフランスへ引き返すことになったそうです。そのことをCAさんが乗客に説明しに回っていた時のこと…
まずファーストクラスの乗客に、引き返すことを説明したところ、ファーストクラスの乗客は…
「そうか…でも仕方ないね!フランスで買い物したいものがあったからちょうどいいよ!気にしないで!」
と言っていたそうです。懐が大きいですよね!
次にビジネスクラスへ説明しに行ったところ…
「えー!会議あるんだけど!どうするの?振替便はいつになるの?早く教えて!」
みたいな会話だったそうです。普通ですよね。
最後にエコノミークラスへ…そのCAさんは胸倉つかまれていたそうです。
面白いですよね!起きていることはまったく一緒なのに、人によって、捉え方がまったく違うんです。
ビジネスや投資、トレードもまったく一緒。失敗、挫折は誰がやったって必ず来ます。その時にどう思うか?
ファーストクラスの乗客のように、余裕をもってプラスに考えるか?それともエコノミーのように、相手を責め立て投げやりになるのか?
ほとんどの人は、ちょっとやって結果が出ないとスグにやめてしまいます。これが、当たり前というか一つの法則みたいなもん。
けど、結果を出す人たちは、その法則を知っているので、そこでは絶対にやめない。
「みんなここでやめるんだろう…だったら、ここを乗り越えれば優位に立てる」
通る道はみんな一緒。障害の数もほとんど変わらない。違うのは、壁の乗り越え方だけです。ホンダ風に言うのなら、、、
目の前の壁を超えろ!
負けるもんか。
です笑