「今日はお忙しいですか?」
「お忙しい中申し訳ございません」
日本人がよく使う挨拶です。僕は、これ言われると軽くイラっとします(笑)
なぜかというと「忙しい」というのは無能な証拠だから。ネットが発達し合理的、効率的に仕事をこなせば従来の100分の1の作業量で済むと言われる現代。
「忙しい」というのは、これらを使いこなせていない証拠だと思います。少なくても僕は「忙しい」と思ったことはないし、それは意図的に「忙しさ」を作らないようにもしている。
日本人は忙しいことをステータスだと思っている世界でも不思議な人種。これは日本のお金持ちとアメリカのお金持ちを比較すると分かりやすい。
日本のお金持ちはスマホ片手にいつも忙しそうにしている。一方、アメリカのお金持ち、大富豪と言われる人達は毎日暇そうにしている。そして、毎日、何か面白いことを探している。
もし、こういった人が日本にいたら、おそらく、皆さんはこう言うでしょう。
「あいつは暇なんだよ」
「暇人!」
よく人を見下す時に使う言葉ですが、僕の持論の中に「暇人こそ最強説」があります。
「FXにチャレンジます!」
「投資を勉強しようと思います!」
「今月は売上を倍増しようと思います!」
毎日のように、どこかでこういった意気込みを耳にします。これを聞くたびに僕は「無理でしょ!」と思う。だって、あなた、そんな時間ないでしょ!?と。
朝から晩まで仕事して、帰ってきてからの数時間で何が出来るの?と。
巷には「片手間で」とか「1クリックで」とか、そういった情報が氾濫していますが、FXも投資も売上あげるのも、そんなに甘くないって。
けど、僕ならきっと出来る。
なぜなら暇だから(笑)
具体的に言えば、
僕の24時間はこんなふうになっている。
↓
5時起床。
10時までトレードや仕事。
10時からジムで筋トレ。
10時以降は好きなことをする時間にしているから、そこで新しい何かをはじめることも出来る。売上を倍にする時間もあるし、新しい投資の勉強をする時間もある。かなり出遅れたけど今年からブログも始めたけど、暇だからこそ、すでに150個以上の記事をあげることも出来た。
だから例えば売上1000万円の人が2000万円にしようと思ったなら、まず何をすべきかというと…まずは今の半分の力で、1000万円を目指すべきなんです。今の状態で倍増を目指したって無理。なぜなら、そんな暇ないから。
今の売上を半分の力、つまりは6時間掛かっているのなら、3時間で出来るようにするのが先です。すると、空いた3時間でもう1000万円目指せるから。
売上以外の考え方も一緒。投資を勉強したい、トレードを勉強したい、そう思ったなら、まずは時間を作るようにする。いま生活の中でやるべきことを半分の時間で済ませるようにするのです。するとすっぽり空いた時間で、様々なことが出来るようになってくる。
なぜ、みんな結果が出ないかというと答えは簡単で、もういっぱいいっぱいなんです。24時間365日、やることで埋め尽くされている。そこで何かをやろうと思ったって入らないんです。
器の量は決まっているのに、入れるものを増やそうとしているのです。入れる量を大きくするのではなく、まずは入れる器に空きを作ることが大事。「暇人こそ最強説」というのはそういうこと。
ちなみに「忙しい」は言霊的にもあまりよろしくない。ちょっと普段の生活を思い返してみて欲しいのですが、例えば友人などを遊びに誘った時…
「いや、ごめん、忙しいんだ」
と言われたら、それ以上もう何も言えなくなりませんか?「忙しい」という言葉は、すべてを遠ざける意味合いもあると思うんです。逆手に取ると、キライな人にこの言葉は有効的ですけどね!笑
「忙しい」という言葉は、決してカッコいい言葉でもなし、何のステータスにもならないってことです。
むしろ…
「暇です!」
「あっ。余裕です!」
という言葉を使えるようになれるといいですね。