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日本でエリート育成教育を受けた末路

日本では大学を出て一流商社へ務めた場合、初任給が手取り約185,000円です。毎日、満員電車に詰め込まれ、毎晩、夜遅くまで働き、10年間、会社に人生を捧げて給料はようやく手取り270,000円になります。

ここから地獄の始まり。付き合ってる彼女が結婚したいと言い出してきた笑。相手は一流の商社マンなので結婚相手としては絶対に逃すことはできない…と彼女は思っています(笑)

男は仕方なく結婚を覚悟。それまでコツコツ貯めていた貯金100万円で婚約指輪と結婚指輪を“買わされた”

ここからが本当の地獄の始まり(笑)意味不明なお小遣い制度がはじまる。お父さんのお小遣いは手取りに関係なく5万円。

やがて子供が生まれ、大きく育った子供たちを私学へ入れたいと妻が言い出した。学費が掛るということでお父さんのお小遣いは5万円から3万円へ減給される。3万円ということは一日1000円・・・子供の将来のためとお父さんは泣く泣く承諾。

そして、子供も大学生になりアルバイトをはじめた。時給は1000円。子供は時給1000円、お父さんは日給1000円、何とも矛盾した家庭内の給料形態である笑。日本ではこんな生活が40年以上も続くのです。

これが日本のエリートと呼ばれる人達の現実です。

一流企業へ入れば幸せが待っている。そう聞いてはいたが、実際には安月給で社畜のように働き、持ち帰った給料は、ほぼ全額、妻に握られる。そして、渡されたお小遣いはわずか5~3万円。

一方、日本でも大企業に勤めることなく、ましてや会社組織に属することもなく、毎日、自由に暮らしている人達もいる。

彼らは昼から自分の趣味に没頭し時には仲間と昼からお酒を飲み、夜や休日は家族との時間を大切にし、人生を100%楽しんで生きている。

なぜそんなことができるのか?それは彼らの収入源に秘密があった。彼らの収入源は先ほどの話同様、一流企業からの収入です。

しかし金の出所は一緒でも、源泉が違うのです。

商社マンは一流企業で働くことで給料を得ていたが彼らは一流企業へ投資することで、そこから配当金を得て生活をしていた。

はじめは10万円投資し1万円の配当を得ていた。しかし、これを何度も繰り返しているうちに配当金は一流商社マンの月収を軽々越えていった。

この違いは一体何のか?それは日本の教育にあると思います。

地獄の生活を送る商社マンは、子供のころから教わった「エリート入門コース」が幸せになる、ただ一つの方法だと完全に信じ込んでいた。

それは、もはや日本教育による洗脳に近い。僕はこれを「日本弱体化政策」と呼んでいる。

僕は勉強ができなかったから、18歳でこのレールからはずれました。その結果、どうなったか?一流企業に努めるのではなく、投資家達と同様に一流企業の株を買うことにした。

これを10年前からコツコツやっていたら、配当金だけで年間700万円近くになっていた。これは偶然にも僕と同年代で大企業に勤める人と同水準の額になります。

しかし金額は同じでも、僕は…
・労働は一切なし
・上司もいない
・この所得は一生続く
・税金も20%のみ

でも彼らは…
・一日約10時間労働
・休みは月6回のみ
・リストラがあるかも知れない
・減給もあり得る
・上司に逆らえない
・客にも逆らえない
・定年後は一気に所得が減る

小中高大学と一生懸命勉強してこれです。僕は10年間、コツコツ株を買っただけ。やっぱり日本の教育はどこかがおかしい。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!