コラム

あなたは何を懸けてる?

無礼な態度

結果が出ない人を見ると、
嫌われるのを覚悟して言うと…

「甘いなー」

と思うことが多々あります。
具体的に何が甘いのかというと、
「何も懸けてない」ということです。

失敗しても何も失うものがない、
そんな状況で何かをやっても、
結果なんて出るわけないじゃないですか。

例えばネットビジネス。
アフィリエイト、コンテンツビジネス、
YouTube、SNS、色々あるけど、
結果を出している人は…

人生を懸けて取り組んでいる
大金を投資して取り組んでいる
家族を犠牲にして取り組んでいる
遊ぶ時間を削って取り組んでいる
仕事をやめる覚悟で取り組んでいる

いずれにしても
「何かを懸けて」取り組んでいます。

「やるしかない」という状況に
自分を追い詰めてやってるから、
結果が出るのは当たり前なんです。

でも多くの人の行動は、
「稼げたらいいな」
ぐらいの感覚で何も懸けていない。

だから980円の本を買って取り組んでみたり
ネット上に落ちてる無料ホニャララの類を
読んで結果を出そうとしている。

僕も無料でPDFを配ったり、
無料コンサルをやっているので
矛盾しているかも知れませんが、
その類で結果が出ることは99%ありません。

なぜなら、それらを手にしている人は
何も懸けてないから。
何もリスクを背負ってないから。

読んで終わり。
まあ読むだけマシかな。
ほとんどの人は、はじめの数ページだけ見て、
あとは読むことさえせずダウンロードしておしまい。

なんで、そんなことになるかというと、
これも「何も懸けてないから」です。

はっきり言って時間の無駄ですよね。
無料ホニャララというのは、
運営者側がマーケティングの
一環でやってるだけで、
それを手にして結果を得られた人は誰もいない。

それは、その無料ホニャララの
内容に問題があるのではなくて、
取り組む人の向き合い方の問題だから。

お金も掛けず、リスクも背負わず、
何も犠牲にせず結果を出したい。
そう思っているはずだから。
それは都合が良過ぎる。

人生を懸けろ、とまでは言わないけど、
やっぱり何かを懸けて取り組まないと、
結果なんて出るはずがない。

「これ失敗したら人生にダメージがある」
それぐらいの何かは懸ける必要がある。

お金なのか、家族なのか、仕事なのか、
貴重な時間なのか、彼女なのか、
それは僕には分からない。
でも、それぐらい大事な何かを懸けて
はじめて人は本気になる。
それでしか本気になれない。

いずれにしても懸けるものが
大きくなればなるほど結果も大きくなる。
失敗しても何のダメージもない、
何も懸けてない状態では結果もその程度。
あたりまえの話です。

僕がこのことを学んだのは、
ソフトバンクCEOの孫正義から。

これは有名な話ですが。
彼は16歳の頃、
コンピューターを学ぶために
アメリカに渡りました。

その時、当時通っていた高校へ退学届を出して。
担任の先生にも校長先生にも止められたそうです。

「せめて休学届けにしないか?」

そう打診されたそうですが
孫さんはこう言いました。

「自分は弱い人間です。
アメリカで困難にぶち当たったら
弱い気持ちになって戻ってくるかも知れません。
そのために退路を断たないと…
退路を断たないと困難に立ち向かえんのです」

だから孫さんは、
休学届けではなく退学届にしたそうです。

孫さんは「人生を懸けて」
コンピュータービジネスに取り組んだ。
だからいま、ソフトバンクは巨大企業になったんです。

大谷翔平や海外で活躍するアスリートもそう。
売れてる芸人や俳優もそうでしょう。
みんな人生を懸けて取り組んだから結果がある。

一方…
今の政治家はどうだろうか?
僕は政治のことはよく分かりません。
が、何かを懸けているようには見えません。
一部、そういう政治家もいると思いますが、
多くの政治家は保身のため、私利私欲のため、
そんなふうに見えます。

孫正義や大谷翔平。
一方、一部を除いた政治家達。
僕達は両極端な生き方を参考書として持っている。

どっちに寄せた生き方をするか?
それで今後のあなたの人生は決まると思います。

何かをやるなら
何かを懸けなきゃ結果は出ません。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!