投資

人生100年時代へ。ライフプランをアップデートする必要がある。

老後

Q:あなたはお金持ちになるには、どうしたらいいと思いますか?

どストレートでシンプルな質問ですが、実際にこれを聞くと色々な返答が返ってきます。「一生懸命はたらく!」
「宝くじを買う!」
「お金に働かせる!」
「社長になる!」
「投資家になる!」
「手っ取り早く盗む!」笑

だいたい、こんな返答が返ってくると思います。中には限りなく正解に近い返答もあるのですが、例えば大富豪と言われる人たちに同じ質問をすると、全員が口を揃えてこう言うのではないでしょうか。

大富豪
大富豪
複利で利子を貰う

 

ポイントはやはり「複利」と「利子」ですね。このどちらかが欠けてもお金持ちにはなれないので、答えはこれしかありません。

【お金持ちになる方法は複利で利子を貰う】

これ以外はありません。これ以外の方法でお金持ちになった人もいますがそれは一瞬。期間限定のお金持ちで終わってるのではないでしょうか。

さて、冒頭から「お金お金…」とお金の話ばっかりで、何となく下品な内容になりつつありますが、これからの時代、もう一度しっかりお金に向き合う必要があります。なぜか?

人生100年時代へ。そしてもうすぐ120年時代へ。

なぜ、いまお金に真剣に向き合う必要があるのか?
まず第一に人生は100年時代に突入し、もうすぐ120年時代になるからです。いま90歳の人が120歳まで生きるという話ではなく、僕たち世代か、もう少し上世代の人は平均寿命が
100歳を超えてきて120歳まで元気な人が出てきます。

僕の母親は今年81歳ですが、ウザいぐらいめちゃくちゃ元気です。2年前に膝の手術をした程度で、大きな病気もせずコロナも恐れず人生を謳歌してます。

僕の義理の父親(妻の父)は今年で78歳。こちらも母親に負けず劣らず元気です。昨日も一緒にBBQをしたのですが、医者に止められているはずのお酒をがぶ飲み(笑)
ストレスが一番からだに良くないという彼のポリシーを貫いています。

母親にしても義理の親父にしても、間違いなく100歳まで生きると思います。現状でこれです。高齢者の現状はめちゃくちゃ元気で少し前に言われていた「人生100年時代」が、もうすでに現実になっているんですよね。

そして僕達世代が年寄りになる頃には「人生120年時代」が当たり前になると思います。
ってことは50歳でもまだ人生は半分以上あることになります。

長生きすることは基本的には良いことです。しかし、一方でリスクでもあります。長生きすればするほどお金が掛りますからね。

日本の社会福祉の仕組みは、「人生80年時代」をベースに作られたものです。だから、言い方は恐ろしいですが80歳付近で死んでもらわないと財政が破綻してしまいます。

だってそうですよね?80歳から先の社会福祉は予算に入ってないのですから。年金をはじめ、医療費や高齢者優遇制度。高齢者が長生きすればするほど国はお金が掛かります。でも、今の日本にはこれを埋めるほどの税収はありません。

これはピンチじゃない。大チャンスです。

そこで。コロナでみんな忘れちゃったかと思いますが、昨年、勃発した「年金足りませんよ問題」思い出しましたか??

年金だけで老後を食っていくのは無理ですと政府がついに認めたのでしたよね。具体的には最低限の生活をするだけでも2000万円足りませんってことでした。これがいわゆる「2000万円問題」

僕はこれを聞いた時、まだ本音を隠してると思いました。なぜなら、これは「人生80年時代」をベースに試算されたものだからです。100年120年時代になるといくら必要になるのか?ザックリですが軽く億は必要になってきます。

「引退するまでに億を貯めてください」
ここまで言って、ようやく本当のことを言ってるなという感じです。でも、普通に考えて無理ゲーですよね。だって、30歳の人が70歳までに億を貯めようと思ったら、年間250万円の貯金が必要、毎月20万円以上です。

これ言った時点で政権崩壊ですよ(笑)
「年金とは別に毎月20万円貯金してください。そして出来れば80歳まで働いてください」
これを言える政治家はいないと思います。でも、これが現実。これが真実です。少子化対策を見れば分かる通り、「票にならない」ことはすべて後回し。

だから、個々でマネーライフを再構築する必要があります。今までの常識、お金の知識、お金のスキルは、もう今の時代にはマッチしません。なぜなら、それは80歳までを想定したプランだから。

65~70歳までに引退して、残り10年ぐらいを老後として悠々自適に過ごす。こんな人生を送れる人はもういません。いないのじゃなくて、出来ないんです(今のままじゃ)

言っておきますが老後破綻とかネガティブな話ではありません。むしろ、その逆で、大きなチャンスが来たってこと。

結論から言えば、投資でお金を増やすしかないのですが、投資にはどうしたって時間が掛かります。20年30年掛かりますので中高年はあきらめていました。しかし、人生100年120年時代であれば、70歳からはじめたってまだまだ間に合います。

これは喜ばしいことではありますが、一方で、長生きすればするほどお金が掛ります。しかし、この国はご覧の通り、未来への対策は何もありません。

少子化対策を見れば分かる通り、「票にならない」ことはすべて後回しだからです。だから自分たちでライフプランとマネープランをアップデートする必要があります。

具体的なプラン例。

僕も大幅アップデートをしました。今までは80歳まで生きることを前提としてきました。しかし、それではもし80歳以上生きると、完全に資金がショートしてしまうと気付いたからです。

どこをアップデートしたのか簡単に説明すると、まずビジネスの引退を75歳まで引き伸ばしました。そして、この歳までに「利子」で年間800万円のリターンを得られる仕組みを作るようにしました。

この利子は、基本的にずっと続きますので、100歳まで生きても120歳まで生きても安心です。なぜ年間で800万円も必要か?僕が75歳になる頃には社会福祉が崩壊している可能性が高いからです。

例えば医療保険。
今のように1割から3割負担で受診できるとは思えません。100%負担でもおかしくないし、そう考えると今のアメリカのような感じになります。

だから病気になって病院へ行くのではなく、予防のために病院へ行き、そのためには
月額30万円程度必要だと試算しました(アメリカの例)

こうして考えると最低、年800万円必要で、それ以上かかる場合は、やむを得ず原資を切り崩して生きていこうかなとも思ってます。

ただ僕の場合はビジネスは75歳で引退しますが死ぬ直前までトレーダーでいたい!という思いがあるので、トレードでの収入も続けば、よっぽどのことがない限り大丈夫かなと思います。

って感じで人生120年時代へマネープランをアップデートしたわけです。「人生80年」をベースに考えていると完全に資金がショートする、それは僕だけではなく皆さんに共通したことです。

もう一つの理由は淘汰…

もう一つ、しっかりお金と向き合わなければいけない理由があります。それが今回の新型コロナウイルスですね。多くの人が痛感したかと思います。いつまでも自分の仕事があるとは限らないと。

これはコロナが始まって以来、何度も何度も言ってきたことですが、もう、元通りの社会には戻りません。

仕事はリモート中心になるでしょう。人間のライフスタイルも変わってきます。なぜなら、こっち方が快適で便利だと気付いてしまったから。

そうした時代の中、古い仕組みにすがっている企業や個人はアッという間に、時代の流れに飲み込まれていきます。

コロナ云々じゃないんです。これが新しい時代の流れなのです。残酷なようですが、これから会社はバタバタ潰れていきます。これは古いものは淘汰されるという自然界の法則でもあるから。

だから一刻も早くそこに気付いて自分も自分の仕事も変えていかなければいけない。そして、気づいたならマネーライフも変えていく。具体的には、働けなくなってもスマホ一台あれば稼げる源泉を持つということです。

そんなこと可能なのか?もちろん可能で僕がそうだから。お金の問題というのは、「いま」と「未来」で対策は変わってきます。そして、両方を対策しなければいけません。どちらか一方だけではダメなんです。

なぜか?「いま」を解決しても将来に不安が残ります。20年後30年後にお金持ちになる話をしても、あまりにも遠い未来の話でモチベーションが保てない。

だから「いま」も「未来」も同時にやる!老後の安心を得て今も楽しむということ。
それはつまり「トレード」をやりながら「投資」も行うということ。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!