何かで結果を出そうと思った時、僕は3つのチカラが必要だと思っています。
「追及力」「統合力」「前進力」です。
これをお金に置き換えた時…
「どうしたらお金を稼ぐことが出来るか」という追求力
「すべてのことをお金に繋げる」統合力
「とにかくお金を稼ぐことだけに集中する」前進力
この3つの要素から、お金を稼ぐということが成り立つと分かります。ここで、どれか一つでも欠けると、絶対に稼ぐことは出ないと断言してもいいでしょう。まず、この3つが、どういう力なのかを知る必要があるので説明していこうと思います。
【追求力】例えば自由を追求するとはどういうことか。
まずは追及力。
ここはかなり深いです。なのでしっかり聞いてください。世の中には様々なお金稼ぎがあります。ネットビジネスひとつにしても、例えばアフィリエイトや情報販売、物販やせどり…様々です。
FXや株のトレードもお金稼ぎだし、お店を持つこともお金稼ぎと言えますよね。会社を作って上場させることもお金稼ぎだし、超一流の会社に入社するのもお金稼ぎです。
そこでまず、自分はどうありたいか？を追及して欲しいと思います。
例えば僕、太田の例でいうと、僕は「自由な人生を送りたい」という、あり方があった。
ここでいう自由を、僕はかなり深いところまで、追及していきました。おそらく、あなたも自由という願望は持っているかと思いますが、あなたの自由と僕が思う自由ではまるでレベルが違うと思います。
例えば上場企業の社長、高度な品位を求められる医者や弁護士や政治家など。これらの職業は名誉もあり自尊心も高く、素晴らしい職業です。だけど、僕の選択肢の中にこれらの職業はありません。
なぜかというと、彼らは「高度な品位」の代わりに「時間・義務・拘束・責任」を差し出しているからです。つまり、彼らはよく言われる「金と名誉はあるけど自由がない」の典型例なのです。
中には要領よく時間を作っている方もいるが、自由を掲げる僕に言わせると甘い。彼らには立場や世間体があるから、言いたいことも言えない、やりたいことも出来ない。以前にどこかの知事が出会い系アプリを使って辞職に追い込まれたが、これは典型的な例です。
出会い系アプリを使うこと自体、感情論は抜きにして、別に悪いことではありません。でも、県知事という立場上、それが許されなかったのです。すなわち、「高度な品位」を得た代わりに「やりたいことが出来る自由」が奪われたのです。
「自由」とは、経済的、時間的はもちろんだが、それ以外にもこう定義付けすることが出来ると思います。
・言いたいことが言える。
・やりたいことが出来る。
・誰にも依存しない。
・組織にも依存しない。
・仕組みやシステムに依存しない。
・逆らえない人をもたない。
これらがすべて根本にあって、はじめて「自由」と言えるのです。だから一部上場企業役員、年収5000万円なんて論外（あくまでも自由という視点で見た時）
彼らは朝から晩まで仕事に束縛されて、その上、立場があるから言いたいことも言えない。
もっとも、「自由」からかけ離れた存在と言えます。
ここで一つのtwitterのつぶやきを紹介したいと思います。
これは実業家の堀江貴文氏の、ある日のつぶやき。彼のことが好きとか、嫌いとか、そういった主観的な感情を捨ててみて頂きたいと思います。
タレントとかはテレビに
出られなくなるのが怖いからね笑
何も言えないの笑
俺は平気なの。堀江貴文twitterより
このつぶやきに自由は凝縮されていると思う。ある出来事のあと、堀江氏はtwitter上でマスコミ批判を徹底的に行いました。これが良いか、悪いかは別として、言いたいことが言える自由が彼にはあります。
一方、普通のタレントはどうか？マスコミに不満を持っていても、立場上、それを口にすることは出来ません。マスコミ批判なんてしてしまうと、それこそテレビに出られなくなり仕事を失いますからね。
これは先ほどの、定義に全て反していると言えます。言いたいことは言えない、テレビの仕事に依存している、だからマスコミに逆らえない。タレントも、地位や名声、高収入かも知れないが、もっとも自由からかけ離れた存在と言えます。
タレントといえば皆が憧れる職業だが、彼らは「みんなから憧れる存在」のために「自由を売った」のです。それで幸せな人はいいですが…
またタレントはこうも言えます。度々ありますが、何か事件を起こすと、それが大した大きな事件じゃなくても一切合切すべての仕事を失います。これは非常にリスクの高い仕事と言えます。
一般の方であれば、迷惑を掛けた方に謝罪して終わる話が、彼らはそうはいきません。仕事を奪われ、マスコミに叩かれ、お金も地位も名誉もすべてを失う…しかも、これが結構な頻度で起こるのだから、まるでギャンブルのような人生でしょう。
【統合力】まずはお金。すべての悩みをお金に統合する
次に統合力ですが、ここはさらに深い話になります。人間には様々な悩みがあり、それを解決しようと皆、日々頭を悩ませています。
ここで問題なのが、様々な悩みが複雑に絡み合っているから、混乱し行動出来なくなってしまいます。
例えばこんな人がいます。
彼は、務めている会社の人間関係に悩んでいて、どうにも自分の考えが分かってもらえず悩んでいる。
その上、パワハラのように嫌なことばっかり言ってくる上司にストレスが溜まり体調もあまり良くない。
この会社は、安月給のため毎月の、やり繰りはギリギリ…そんな時、友達の結婚式に招待されたがお金が無い…どうしようと。
会社での人間関係に悩み、体調不良、友達の結婚式…これらの悩みが絡み合い、どうしようもない状況に陥っているという。
しかし、本当は問題はただ一つ！
「金さえあれば、他の悩みはすべて解決する」
その人にどんな問題があろうと基本的に、すべて金で解決できるのです。
先の例でいうと、お金があれば我慢して嫌な会社で働く必要もないし、そうすれば会社でのストレスもなくなり健康にもなる。友達の結婚式もお金の心配がないので心から祝福出来て自分も幸せな気分になる。
そう考えると、この人の悩みは「お金が無いこと」にすべて集約されるのです。どちらかというと、これを認めないことが彼の問題であって、そこを解決しないと、悩みはいつまで経っても絶えません。
この話のところで、必ず出るのが「お金より愛や友情が大事」とか「お金で健康は買えない」とか…これは、すべて「逃げ」です。
「お金を稼ぐ」ということは結局のところ、人生で一番難しい課題です。だから、そこから目を逸らすために多くの人は、上のような言い訳を使う。
お金が無いと言うのはカッコ悪いが、それをお金よりも愛だ友情だと言っていれば、その難しい課題から逃げることが出来るうえにカッコイイですからね。
だけど、そういう人は自分では気付いていないかも知れないけど現実から逃げてるだけ。あなたはどう思っているか分からないが、実際問題、この世は資本主義です。お金ですべてが回り、お金ですべてが成り立っている世界。僕達は大自然の中で暮らす動物じゃないのです。
あなたが、どういった価値観を持っていようが、世の中の多くの人がお金に捉われている以上、お金は絶大なパワーを持ちます。
世界三大投資家のひとり、ジョージ・ソロス氏はお金のパワーを使ってイングランド銀行を潰しました。このようにお金は、時に国家を転覆させるほどの力を持つのです。
逆にお金が無いと低賃金契約書にサインをしたり、納得のいかない理不尽な出来事を甘んじて受け入れなければならなくなります。その結果、ストレスはたまり病気がちになることは間違いないのです。
それなのに多くの人は…
「お金が全てじゃない」
「お金で買えないものが大事」
「お金より大事なものがある」
などと、お金が無い自分を正当化しようとしているように見える。
しかし、そういった綺麗ごとを抜きにして、お金があれば、地球上で抱える悩みはすべて解決できます。なぜなら、あなたの価値観など関係なしに地球は資本主義で回っているから。
資本主義ということは、どういうことかというとお金で選択肢が手に入るということ。健康も恋愛も人間関係も仕事も、成功するためには色々な手法があるが、お金があれば、そのすべての選択肢を採用できる。そんな有利な状況なら誰だって、たやすいはず。しかし、お金が無いと選択肢が限られる。だから難しいのです。そのことに、いい加減、気付いて欲しい。
これを証明するために、いま100億円があると想像してみることです。今のあなたの悩みが何かは分かりませんが、いくらでも解決方法が見つかるはずです。なぜなら、何度も言うが、この世は資本主義だから。
僕が言いたいのは、お金は愛以上だとか、お金が何よりも大事とかそういうことではない。この世が資本主義である以上、そこから目を逸らしてはいけないということ。そして、お金さえあれば、あらゆる選択肢が手に入り、どんな悩みも解決できるということです。
だから、あなたの悩みを、お金がない、稼げない、資産が不足している、という１点に統合するべきなのです。あとの問題はお金を使って全て解決できるから。お金が不足していると、どんな問題も解決は中途半端。「お金が無い」だから「お金を稼ぐ」という一点に統合すると、これが第三の力、前進力に繋がってくるはずです。
資本至上主義になれ！
最後に「前進力」
ここは声を大にして言いたいことが山ほどあります（笑）
「統合力」であなたの悩みが、すべてお金によって解決できると理解したなら、そのことだけを考える。お金以外のことは、一切考えない。（成功するまで）
仕事が終わってから寝るまでの時間、ちょっとした隙間時間、最低限の休日を取った残りの休日…こういった時間のすべてを「稼ぐ」ことに集中する。それが成功する人の前進力です。
ほとんどの人、特にお金に困っている人に限って、どうでもいいことに時間とお金を使っているように感じます。お金が無いのに、お金を使うことの方に興味津々だったりするわけです。こういう人は20万円稼いで22万円を使う生活を繰り返しています。そして貯まったカード払いにボーナスを充てて何とか帳尻を合わせている。
なぜ、お金が無いのに、稼いだ以上にお金を使うことに一生懸命になるのか…まったく理解できません。
また、お金が無い人に限って、空き時間でスマホのゲームをしたり意味のないLINEを無限にリターンしたりしている。
どうでもいい芸能人の不倫ニュースを食い入るように見たり…いやおかしいでしょ。「前進力」とかいう以前に後退しているように僕には見えるのです。それでいて、お金に困ったって…どうかしてる。。。
お金持ちは、とにかく前進しています。そして、お金が無い人に限って後退しています。どんどん収入の格差がつくのは当たり前の話。収入格差を政治や経済のせいにする前に、まずは自ら前進してみる。それから文句を言えって話です。
だから「お金を稼ぐ」この一点に集中するべきです。感謝だとか、他人の幸せだとか、従業員の笑顔だとか、伝統や歴史だとか…これらは、すべて「やらない人」「集中できない人」の言い訳でしかありません。だいたい、綺麗ごとを言う人は、「逃げ」か「変化を嫌う」かのどちらかです。
確かに、綺麗ごと、これも大切です。しかし、これらとお金を同時に追ってしまうと、どちらも手に入りません。
「社会貢献がしたい」
「立派な会社を作りたい」
「社員を笑顔に！」
そのためにはどうしたってお金が必要なんです。だけど、みんな、これらを同時にすべて手に入れようとするから失敗するんだと思います。
ではなぜ、多くの人はこういう綺麗ごとを言うのか？なぜお金が大事と言わないのか？
嫌われたくないからです。ネットで叩かれたくないからです。立派な人はみんな綺麗ごとを言う。稲盛流とか孫正義流とか言って感謝、努力、利他を掲げる。
これを否定しているわけじゃありません。否定はしていないけど、これは超一流の人達がやることで普通の人には無理なのです。だけど、まずは大前提となる、お金を追って手にし、そのあとに立派なことをするのは可能。
こっちの方が、ずっと良いことも出来るし効率が良い。だからまずは「資本至上主義」になってお金に向かって、とにかく前進をすることです。綺麗ごとはあとからで十分だし、綺麗ごとはどちらかというと、「追うもの」ではなく「あとから付いてくるもの」です。
